▲戻る / タイトル一覧 / 最新の10件 / ログ検索 / 過去ログ / 管理者用

店長の苦悩の日々日記


店長の苦悩の日々日記


1年の最後に 2003年12月30日(火)

さて、今日は2003年最後の営業日であり、最後の日記
である。(これはどうでもいいことだが、実は明日誕生日)

今年の4月下旬にこの店に来て以来約8ヶ月。振り返ってみると、今年はいろいろと大変だったような気がする。

私個人もそうだが、書店業界全体が大揺れに揺れた1年
だったといえる。この先、この出版業界というものは
あまり良いことはないのではないか、そんな疑念を抱かざるを得ない。

ただ、大書店から小書店へと職場が変わったことで、書店をとりまく現状がマクロとミクロ両方の視点から眺めることが出来るようになり、一体この先書店はどうなるのか、またどうすべきなのか漠然と見えた気がする。(気がするだけかも)

今後、本というメディア媒体は、完全には無くなることはないと思うが、この先今よりもメディアとして重要度はどんどん下がってくるだろう。これは間違いないと思う。

情報伝達手段としては、インターネット、携帯電話に勝てるわけもなく、情報雑誌、特に週刊誌はこれから衰退の
一途を辿るであろう。

また、単行本においても、ネット上で「作品」を発表・
公開することが日常化しており、プロとアマチュアの
境界線やインディーズとメジャーの境界線が消えつつあり、より版元の編集能力が問われてくるだろう。

こういった流れを受けて、今後やはり書店は、産業として
成り立たせる「巨大チェーン店」とコンセプト重視で
お客さんを面白がらせる「セレクトショップ店」のどちらかでしか生き残る道はないのではないだろうか。

当店「のまど」は、後者の道を選択したのだが、日本で唯一の「旅の本屋」として、少しでも皆さんの旅のご協力
ができれば幸いである。

来年は、当店のいい部分を残しつつ、少し今までとは違った色も出していきたいと思う。

今年お世話になった皆様、ほんとうにありがとうございました。また、来年もよろしくお願いします。

Mさん、感謝 2003年12月27日(土)

土曜日である。
週末である。しかし、街中は人出が多く見られるが、店内
はガラガラである。

今日は、少し大掃除をしようと思う。
レジの後や棚などのバックヤードを整理し、パソコンの
掃除や店内の棚の拭き掃除など一通り綺麗に片付ける。

あとは日記をつけたり、伝票の整理をしたり、地味な作業
をコツコツとやる。

Mさんとは年内今日が最後であった。
彼はのまど唯一のアルバイトであり、いまやのまどのイベントには欠かせない人材である。人が少なくて、かなり
ご迷惑をかけているが、来年もどうかよろしくお願いします。

さて、私はあと1日。12/30が今年最後の仕事である。

特になし 2003年12月26日(金)

今日を含めて後6日。
今年は仕事納めが12/30なので、営業はあと5日である。

今日あたりから、徐々にお客さんが減ってきている気がする。もう、年末休みに入っている人が多いのだろう。

保険も申込みが減ってきているし、そろそろ旅行の申込み
も年内打ち止めという感じだ。

明日、明後日の週末でほぼ今年のヤマは終了だろう。

サンタのプレゼント 2003年12月24日(水)

今日はクリスマスイブ。といっても自分には何も関係が
ないけれど。
今日も午前中から来店数が多く、ここ何日かは良い流れになってきている。

今日うちの社長と今後の「のまど」について少し話しをする機会があった。今のままではダメだということではお互い共通認識ができているのだが、結果を出すまでの時間
に対する考え方が社長と私とではやはり大きく違っているのだ。社長としては、出来るだけ早く結果を出して欲しいみたいなのだが、私としては今のご時世そんなに簡単に
売上を上げられないから少し時間的猶予を与えて欲しい
とお願いしたのだが…。

とにかく今の状態のままではダメなのだ。
このお店に効く良薬をプレゼントしてよ、サンタさん。

今年1年 2003年12月23日(火)

今日は世間では祝日であるが、当然うちの店は
やっている。祝日はいつも午前中はヒマなのだが、今日は
なぜか午前中からお客さんが多く来店されている。

さて、今年もあと1週間あまりで終りであるが、振り返ってみるといろいろ個人的には大変な1年であった。

まずは、年明けすぐにベトナム・カンボジアに旅行に行く。帰ってくるとすぐに前の書店では新しいレジの導入が
始まり研修を受ける。その後、わけあって転職活動をして
すぐに今のお店に移る。その後は、苦心の連続で現在に
到っているという訳である。結構しんどかったかな。

ただ、自分が前からやりたかった「旅の本屋」という
場所に今居れるのは幸せなことだと思う。
なんとかこのお店をもっといいお店にしていきたいのだが
果たして来年はどうなるだろうか?

ラストスパート 2003年12月22日(月)

今日は連休の谷間。

朝の電車もかなり人が少ない印象。皆さん連休中のようである。
さて、今日は午前中月末の支払いの事務処理を行い、その後は棚卸しの計算と数字との格闘に時間を費やした。

今日は、保険も本の売上もまずまず。年末のスパートに
入るにはいい感じである。

明日は休日なので、さらにお客さんが来ることを願いたいと思う。

旅に行きたい 2003年12月20日(土)

今日で、棚卸しはほぼ終了した。

小さい店ながら結構苦労した棚卸しだった。今までひとつの店をまるまる自分達の手で棚卸ししたことがなかったので、ほんといい勉強になったのは確かだ。

お客さんはと言うとそこそこ今日は来店数も多く、まずまずの日であった。

それにしてもしばらく旅行に行ってないなあ。次はどこに
行こうかな。南米に行きたいのだが、そんな時間はとれないだろうなあ。なんて、考えることも随分減ってきてしまった。旅の本屋で働いて旅に行けないとは。トホホ。

保険爆発! 2003年12月19日(金)

今日は保険が爆発的に多く、一日中保険の作業に
追われてしまった。そろそろ年末の旅行申込みのピーク
なのかもしれない。

ただ、保険が忙しいときは本が売れない。哀しいほど売れないのだ。今日もひどかった。

明日から4連休の人も多いはずだから、明日からの巻き返しに期待しよう。

半分終了 2003年12月17日(水)

今日は2人。
気合いを入れて棚卸しにとりかかる。

もう1人のスタッフのM氏に今日はバトンタッチ。
一日じっくり取りかかってもらう。そのかいあって、今日でほぼ半分以上終了した感じだ。

今日は、何故か昨日とうって変ってお客さんも多く来店。
まずまずの売上であった。

さて、あと残り半分。がんばらねば。

まとめ買い 2003年12月16日(火)

本格的に今日から棚卸しである。

といっても1人しかいないので、午前中のヒマな時間に集中的にとりくむ。しかし、1冊1冊数えるのは骨のおれる作業である。なんとか、今日だけでお店の5分の1ほどを終わらせたのだが、まだまだこれからである。

今日はしかしお客さんが少ない少ない。
このままじゃ、12月の売上はどうなることやら。

誰かまとめ買いしてくれ!

棚卸し 2003年12月15日(月)

さて、いよいよ12月も後半戦。
13日のイベントがまずまずだっただけに、この勢いを
そのまま店の売上につなげていきたいものである。

イベントも終り、いよいよ棚卸しに本格的にとりくまなくてはならない。以前働いていた書店では、棚卸しは専門の
業者が全部やっていたので、自分の手で数えるということは一切やっていなかった。だが、我が小書店ではそんな余裕はまったくないので、スタッフが全部店内の在庫をカウントしなくてはいけないのである。

たかだか25坪程度の大きさではあるが、なかなかどうして
これが結構在庫があるのである。しかも、2人のスタッフで
手分けしてやらなければいけないので、かなり大変である。

通常なら営業時間後にいっきにやるとか、店を臨時に閉めてやるとかするのであるが、この店では営業時間内に1週間
かけてやる予定である。

考えただけでもめまいがしてきた…。

充実の2回目 2003年12月13日(土)

さて、いよいよ2回目のイベント当日を迎えた。

昨日ものすごい勢いで予約が入り(日比野さんのおかげ)
最終的には23名にまでもっていくことが出来た。
とりあえず、それだけでもホッと一安心である。

今回は前回と違い、スタッフ2名でこのイベントを切り盛り
しなくてはいけないので、朝からイベント準備にとりかかる。昼飯はあらかじめ買ってきておいたパンを交代で食べさっと済ます。

そうこうしているうちに、あっという間に日比野さんが来店。司会進行役のMさんと打合せに入る。スライドの機械
がいまいち調子が悪かったので、少し心配だったのだが、
なんとか使えるめどがつきまた一安心。

開場の2時半になり、予約の人が徐々に来店。だが、予約した人の集まりが悪く、3時になっても15人程しか来てなく
て少し肝をひやしたが、当日予約なしで来られた方が5、6名いたので、最終的には24名集まった。上出来である。

肝心のイベントの内容であるが、私は見ることができなかったので、詳細はまた後日メルマガ等でMさんから報告が
あると思う。なかなか充実した内容になったそうである。

既刊しか販売しなかったので、苦戦すると思われた本の売上もそこそこ売れ、イベント全体としては前回よりもさらに良いものになったと思う。

次のイベントはまだ決まっていないのだが、少しは慣れてきたので運営をさらにスムーズにして、内容の濃いものを目指したいと思う。

日比野さん、アジアウェーブの池田編集長、渡部さんありがとうございました。

あと少し 2003年12月12日(金)

いよいよ明日は2回目のトークイベントである。

昨日あたりから徐々に予約の電話が増えてきた。
もうひといきで20名を突破できるのだが…。
しかし、今週の頭はまだ10人いなかったことを考えれば上出来かもしれない。

今日は終日年末精算の事務処理にかかりっきりであった。
お客さんはというとやはり少ないのだが、ネットは好調
である。寒い時期はネット販売に力をいれた方がいいのかもしれない。

さて、明日はうまくいくかな。

精算とは 2003年12月10日(水)

今日は2人体制。2人いると気分的にかなり楽である。

さて、そろそろ年末の事務処理をやらないとまずいのだが、イベントが控えていることもあり、なかなかできない
のが現状である。ただ、年末精算の処理や棚卸しなど時間のかかる作業が多いので、少しづつやらないと…。

とりあえず、精算作業が先である。当店では直取引している版元さんが30社ほどあるので、年末になると委託で預かっていた商品を在庫数を調べて精算をしなくてはいけないのである。

こういった作業は、以前の書店では一切やったことのない作業なので、少し戸惑うことも多いのだが、ただ版元さん
とのつながりが比べ物にならないほど強いので、やりがい
というか自分がやっているという実感はかなり感じられる。その点では、本来の書店の姿に近いのかもしれない。

失職 2003年12月09日(火)

今日もあまりお客さんが多くない。

12月というのは、従来勤めていた書店だとかなり忙しい日々の連続だったのだが、店が変わればこうも違うのだろうか?

今週末の土曜日には2回目のトークイベントが開催される
のだが、こちらも今のところ集客が厳しい状況である。
いろいろと手は打っているのだが、状況は変わらないのである。ただ、協賛であるアジアウェーブの編集長のI氏が
いろいろと動いて、この状況を打開しようと東奔西走しているのでもしかしたら劇的に予約が増えるかも。

それよりも、今日一番驚いたのは、知り合いの版元営業の
W氏がなんと会社の都合でいきなり退職したことである。
彼とは前の書店時代からの知り合いで、すごくお世話になっていて、この店に私が転職したときも一番最初に来てくれたのが彼であった。

それが、またどうしていきなりと思い電話してみたのだが
会社の電話では詳しい事情は説明できないとのこと。
まあ、いわゆるリストラなのだろう。

次の仕事などまったく白紙の状態でさぞ大変だろう。
年末のこの時期にリストラはきついなあ。

我慢 2003年12月08日(月)

12月に入ってからあまり売上が芳しくない日々が続いている。

本来なら年末の旅行客で店内あふれんばかりの人、人、人といきたいところだが、これがまったくなのである。
急激に寒くなったのもひとつの要因だと思うが、ここまで
人が少ないとただただ笑うしかない。

その割には、年末の事務処理はたくさんあり、時間だけは
そちらに取られてしまうのである。

う〜ん、ここは我慢、我慢。

寒さとネット注文 2003年12月06日(土)

今日は土曜日。12月最初の週末である。

イベントまであと1週間に迫ってきたのだが、なかなか
人が集まってこない。うちの知名度その他、力不足を感じ
ざるを得ない。

どうも12月に入ってから売上がイマイチなのだが、なぜか
今日は午前中だけでかなりのネット注文が入ってきた。
多分私がこの店に来て以来、一番ネット注文が多かったのではないか。外が寒いから、パソコンの前に座る人が多くなっているのだろうか?なぞである。

ただ、12月に入ってからネット注文が確実に増えているのは確かである。この調子でガンガン売りたいものである。

本との格闘 2003年12月05日(金)

今日も1人である。

さて、年末が近づいてきて年末処理をしなければいけない時期になってきた。まず、委託で預かっていた直納の版元さんの商品の精算をしなくてはいけないのだが、こんな小さな本屋にも意外と在庫があるもので、この作業が結構大変である。

しかも、うちでは新刊の直納品も取次経由の商品もジャンルごとに棚分けしているので、お客さんから見ると見やすくなっているのだが、当のお店の人間にとってはこんなに
煩雑な作業はないのである。まあ、これがうちのポリシー
なので文句は言えないのだが…。

これからあと2週間、本との格闘である。

仕入れに行くも… 2003年12月03日(水)

本日水曜日は、今月から2人いるので午後からは古本の仕入れに行こうと思う。

午前中は、ある版元さんの営業の方と雑誌の編集長の方2名
が来店。いろいろと今後のことを話し合う。
どうも、あまり経営が芳しくないようで、良い話は全く聞かれなかった。それにしても、出版業界はどこも悪い話ばかりである。

午後は、昨日からの予定通り古本の仕入れに向かった。
Mさんに借りた自転車で、まずは荻窪へ。
荻窪では「ささま書店」で2時間ほどチェック。
今日はあまり良い本が無く、結局8冊のみ購入。その後は
西荻窪へと向かう。西荻では、「音羽館」「ブックスMUGEN」「ブックスーパーいとう」と回るが、ここでも
今日はあまり良い本が無かった。どうも、「100円コーナー」が誰かにチェックされた後の店を回ってるような感じ
で、根こそぎ安くて良い本が買われてしまっていた。

今日は結局トータルで15冊のみの購入に留めることにした。こういう日は、あまり無理せずに次の機会に仕入れた
方が得策である。

今後の作戦 2003年12月02日(火)

今日は火曜日。

今日も1人である。が、今月からはアルバイトのMさんが
週4日入ってくれるので、1人の日は週3日に減ることになった。明日はMさんが入ってくれるので、古本の仕入れに
行こうと思う。

それにしても、今日はお客さんが少なかった。年末のかきいれどきだというのに、このままじゃいかん。

何か手を打たないと…。

手探り 2003年12月01日(月)

さて、今年も残すところあと1ヶ月。

今年は、ほんとうに速かった。転職したこともあるが、
毎日が気の抜けない日々の連続で、あっという間の1年だった。

今日は、一日中雨で売上が悪いかなと思いきやまずまず。
前も書いたが、ほんとうに読めない店である。

月初めということで、いろいろな事務処理をこなした後、ホームページを少しいじってみる。ただ、ほとんど全くと言っていいほどホームページ作成ソフトの知識のない私に
とっては手探りの連続で、ため息が出るばかりである。
しかし、今後のことを考えるとそうもいってられないので、なんとかしないといけない。

パソコン、嫌いじゃないんだけど、なんでこんなに難しく
つくるのかな、ソフトを。


Web Diary ver 1.24